こんにちは^^新築マンション営業レディМです。
いきなりですが、モデルルームってとっても広く感じませんか?『絶対80平米欲しい!』と思っていても、70平米のモデルルームを見たら『あれ?こんなに広いなら70平米でも十分かも?』なんて気が変わってくることもありますよね
モデルルームは部屋の面積はもちろん、天井の高さや梁・柱の大きさまで忠実に再現しています。
インテリアを手掛けているのはプロのインテリアコーディネーター。モデルルームの出来栄えは、そのマンションの売れ行きを大きく左右します。コーディネーターはデベロッパーと何度も打ち合わせを重ね、とにかく広くとにかく明るく見え、しかもそのマンションのコンセプトに合った見事な空間を作り上げるのです。
この記事ではマンションのモデルルームを広く見せるために施されているプロの技を解説します。
モデルルームのような部屋に憧れの方、購入する部屋の広さで悩まれている方、是非お役立てください。
リビング編
家族団欒の場所になるリビングダイニングルーム(以下リビング)は最も広さを求めたい場所ですね。隣の居室とスライド式のドアで区切られ、ドアを開けるとリビングが広く使える間取りが主流になっています。
1、大型家電が置かれていない
日常生活に欠かすこと出来ない黒くて大きなテレビは部屋に圧迫感を与える代表的なアイテム。
モデルルームではテレビは置かず、テレビを置くべき場所にソファーを置いている事が多くあります。例えテレビを置いている場合でも風景などの明るい映像を流すことにより圧迫感を与えないようにしています。
モデルルームにテレビが置かれていない場合はテレビケーブルの位置を確認し、テレビを置いた場合の動線をしっかりイメージしてくださいね。
同じ理由で洗濯機や冷蔵庫等の家電も置いていないことが一般的。それらのスペースには代わりに観葉植物が置かれています。
2、ダウンライトを使用している
天井が高い部屋は空間が広がるので広く見えます。天井を高く、また生活館がないように見せるため、リビングの照明をシーリングライトではなく天井埋め込み型の照明【ダウンライト】にしている事が殆どです。
ダウンライトには部屋全体に均等に灯りがあたるというメリットもあります。
竣工前であればオプションでダウンライトを注文する事ができますが、シーリングライトにする場合にも薄くてシンプルなものを選べば圧迫感を与えません。
3、ソファーの肘掛けと背もたれが低い
リビングで最も場所を取るソファー。モデルルームのインテリアを手掛ける人気インテリアコーディネーター曰く、ソファーの肘掛けや背もたれ部分は最も部屋を狭く見せる要素なのだとか。モデルルームに置かれているソファーは座りごごちよりは二の次で、シンプルなデザインのものを採用していることが殆ど。脚があって座面が上がっているデザインのものだと、フローリングが見えるのでよりすっきり見せることができます。
これからソファーを購入される方には参考にしていただきたい話ですが、ゆったり腰掛けるには寄りかかりが欲しいところですね…。
また、ダイニングテーブルは脚が細いデザインのものを選ぶと空間が広がります。
4、使う色を3色までにしている
リビングに限らずインテリアの色を統一すると部屋をすっきり広く見せる事が出来ます。カーテンの色も含めて使う色を3色までし、うち1色をグリーンやブルー等のアクセント色にすると最もバランスが良いと言われています。
3色以外には空いている空間に観葉植物のグリーンを置き、あたたかみを演出しています。
へぇ~。ちなみにMさんの部屋のアクセント色は何色ですか?
淡いグリーンにしたつもりですが…生活感に溢れて今ではとってもカラフルな部屋になっています。(笑)
寝室&子供部屋編
1、ベッドサイズが小さい
ベッドのサイズには一般的なシングルサイズやダブルサイズ以外に、セミシングルサイズやセミダブルサイズという一周り小さい規格があります。
当然ベッドが小さければ部屋は広く見えるので子供部屋にはセミシングルサイズ、夫婦の寝室にはセミダブルサイズのベッドが置かれている事がしばしば。営業担当に確認してみてくださいね。
昔、セミシングルサイズのベッド(モデルルームで使用して廃棄になった物をもらった)で寝ていましたが、女性や子供であれば十分な大きさでしたよ。
2、目線を高くしている
3、柱を活用している
奥まった部屋ではどうしても柱が大きく出ている事がありますが、モデルルームではこの柱も上手に活用しています。柱全体に鏡を張り全身鏡の役割をさせてみたり、柱がある壁面に程よく収まるデスクを配置したり、ぱっと見ただけでは柱があるとは思わないようになっているのです。
何れも追加オプションで注文可能ですが、柱を柱に見せない工夫を是非してみてくださいね。
Mさんの自宅は柱をどのように工夫していますか?
少し前に流行った【逆梁アウトフレーム工法】という梁や柱が外に出ている工法のマンションに住んでいます。が、これもまたメリットデメリットありますのでその話はまたおいおい…。
4、収納に入れている物が少ない
憧れのウォークインクローゼット!天井も高くて広さ十分!!と感じると思います。
これは技でも何でもないのですが、モデルルームの収納に入れている物は実態よりかなり少ない量です。夏の間にはかさ張る布団や上着類を収納しなければなりません。実際に家の物を全部収納に入れてみるとウォークインにならなかった…というお声はよく聞きます。笑
マンションによっては保管サービスがあるクリーニング店と提携している事もあるので営業担当に確認してみてくださいね。
おわりに
いかがでしたか?モデルルームのような部屋空間にするには、簡単に真似できそうな技から大きな金額が発生してしまう技まで様々ですね。
思っていた広さと違った…とならないためには実際にその部屋に住むイメージをもって見学する事が大切です。一度の見学では発見できない事もありますので何度でも見学してみてください。
新築マンションでは専属のインテリアコーディネーターを付けてくれるサービスがあったり、契約者のためのオプション説明会が開催されたりしますので、どんどん活用していきましょう。
この記事をお読みいただきました皆様の素敵なマンションライフを応援しています!
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