こんにちは 不動産営業レディMです。
今回の記事は『分譲マンションでペットを飼う際の注意点』について。何を隠そう、私Mは超が付く愛犬家。4歳のチワワも大切な家族の一員です。
気兼ねなくのびのびとペットと暮らしたい場合、戸建やペット共生型賃貸マンション※1の方が優れているでしょう。我が家はペット飼育OKの分譲マンションですが、上下隣にはペットがいないため、突然興奮して吠えられると迷惑にならなかったかとハラハラします。躾はしっかりと行う事は最も重要と言えます。
決められたルールさえきちっと守っていれば、分譲マンションでも充分にペットと快適な暮らしができますよ。
※1ペット共生型賃貸マンション:ペット連れの人だけのための賃貸マンション。ドッグランが付いていたり、ペット仕様の内装になっていたりする。
ペットに関する規約
近年のペットブームにより、今や新築マンションの殆どがペット飼育可能となっています。マンションによりペットに関する規約が定められているのでよく確認しましょう。
マンションで飼うことの出来るペットには大きさと頭数の制限が設けられており、多くのペット規約では10キロ以下を2匹までというのが目安となっています。中には犬種が指定されていたり、『体調〇cmまで』と具体的な制限サイズが記されているペット規約もあります。爬虫類・鳩・猛獣類は原則飼育する事ができません。
子犬のうちから飼っていて10キロ以上に成長した場合はどうなんでしょうか。
マンション規約に書かれているサイズは成犬時のサイズなのでアウトです!!過去には大型犬も飼う事ができる事が売りになっているマンションが分譲されたことがありますよ。
共用部分での注意事項
ペットは占有部分で飼育する事が大原則となり、多くのマンションにおいて占有部分以外は抱き上げて移動する必要があります。よって猫の外飼いも不可。
『1階住戸の専用庭でペットを遊ばせたい!』と1階住戸を希望する方がよくいるのですが、専用庭は共用部分になるためペットを遊ばせることは出来ません。同じ理由でバルコニーでのブラッシングも禁止です。
共用部分では汚れはもちろんのこと、鳴き声や抜け毛などにも気をつけなければなりませんね。
(ペットとの共生マンション力を入れている旭化成レジデンスでは、共用部分でもペットと歩けるように、専用の動線を設けています。)
ペット連れに嬉しいアイテム
ペット飼育可能な分譲マンションであれば、ペット生活をサポートする様々なアイテムが付いています。一般的なのはペット用足洗い場、エントランスや駐車場等に設置されたリードフック。更に充実しているところでは、グルーミングルームや専用ダストボックスが設置されています。
賃貸のペット共生マンションにあるようなドッグランは、私が知る限り見たことがありません。全ての住人がペット連れでない限り、管理運営上設置は難しいでしょう。
また、ペット乗車中を知らせるランプが付くエレベーターがあれば、動物が苦手な住人の方がいても安心して乗車する事ができますよ。
ペット連れにおススメのオプション
① フローリングのコーティング
コーティングはペットの爪による傷を目立たなくするだけでなく、ペットが滑りにくくなり腰への負担が軽くなるというメリットがあります。シリコンコーティングがペットに良いと評判ですが、ペット専用のコーティングを取り扱う業者もあります。
② ペットドア
室内扉にペット用の通り抜け穴を開けるオプションです。ドアを閉め切っていてもペットが自由に出入りすることができます。(せっかく付けたのに我が家の犬は怖がって一切通りません。そういう犬もいます。笑)
③ ウエストパネル
猫飼いの人必見!クロスの腰高の高さまでをフローリングと同じ色のパネルで囲むオプションです。クロスでの爪とぎを防ぎ、万が一傷付けてしまってもパネルは交換できます。部屋が狭く見えるデメリットがあります。コンセントをかじってしまうペットのために、コンセントパネルの高さを上げるオプションもありますよ。
エコカラットを付ける事も勧められました。
有害物質を吸収し、部屋の臭いを抑える効果があるエコカラット。効果は確かのようですが…明らかに匂いが軽減されたと実感ができる程ではないと思っています。(個人的意見です)
おわりに
ペットと快適なマンションライフを過ごすには、決まりを守り、必要最低限のしつけをしっかりと行うことが大切です。ペットを飼っている、または飼う予定の方は、マンションの契約前にペットに関する管理規約を確認しましょう。
この記事をお読みいただきました皆さまの素敵なマンションライフを応援しています!!
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